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無垢床のメリットとデメリット!後悔しないためのポイント

  • コラム
無垢床のメリットとデメリット!後悔しないためのポイント

無垢床は、その自然な風合いと温かみが魅力で、近年人気が高まっています。
しかし、無垢床は、合板フローリングやビニール系床材とは異なる性質を持つため、メリットとデメリットを理解した上で慎重に検討する必要があります。

□無垢床のメリット

無垢床は、自然素材ならではの多くのメリットがあります。

1: 手触り・足触りの良さ

無垢床は、合板フローリングに比べて、手触り・足触りが柔らかく、温かみを感じられます。
これは、木そのものの素材感を活かしているためです。
例えば、杉やヒノキなど、柔らかな木質の無垢床は、裸足で歩いても心地よく、リラックス効果も期待できます。
一方、オークやウォールナットなど、硬い木質の無垢床は、高級感があり、耐久性にも優れています。

2: 独特なデザイン性

無垢床は、木目や節などが一つ一つ異なり、同じものが二つとありません。
そのため、個性的な空間を演出することができます。
例えば、節の多い無垢床は、自然な風合いが魅力で、木の温かみが感じられる空間になります。
一方、節のない無垢床は、スッキリとした印象で、モダンな空間にもよく合います。

3: 調湿効果

無垢床は、木材の特性を生かして、室内の湿度を調整する効果があります。
湿度が高いときは、水分を吸収し、湿度が低いときは、水分を放出することで、快適な湿度を保つことができます。
特に、梅雨時期や冬場の乾燥する時期には、その効果を実感できます。

4: 自然な香り

無垢床は、木材本来の香りが漂い、リラックス効果も期待できます。
例えば、ヒノキの無垢床は、爽やかな香りが漂い、心身のリフレッシュに役立ちます。
杉の無垢床は、木の温かみが感じられる、優しい香りが特徴です。

□無垢床の選び方と注意点!後悔する可能性もある?

無垢床は、メリットが多い一方で、デメリットも存在します。
後悔しないために、事前にしっかりと理解しておく必要があります。

1: 価格

無垢床は、合板フローリングやビニール系床材に比べて、価格が高めです。
これは、材料費や施工費が高くなるためです。
無垢床の価格を抑えたい場合は、国産材を使用したり、施工方法を工夫したりするなどの方法があります。

2: 傷や汚れ

無垢床は、表面が柔らかく、傷や汚れがつきやすいというデメリットがあります。
特に、小さなお子様やペットがいる家庭では、注意が必要です。
傷や汚れを防ぐためには、ワックスやオイルなどのコーティングを定期的に施すことが大切です。

3: 乾燥による隙間

無垢床は、湿度によって伸縮するため、乾燥した時期には、床材同士の間に隙間が生じる場合があります。
隙間を目立たなくするためには、床材の幅を狭くしたり、隙間を埋める専用の材を使用したりするなどの方法があります。

4: 木割れ

無垢床は、乾燥が進むと、木割れを起こすことがあります。
特に、直射日光が当たる場所や、乾燥した場所に敷く場合は、注意が必要です。
木割れを防ぐためには、オイル塗装などの表面処理を施したり、乾燥対策をしたりすることが大切です。

5: 床鳴り

無垢床は、乾燥によって伸縮するため、床鳴りが発生することがあります。
床鳴りが気になる場合は、床材の固定方法を見直したり、床下換気を改善したりするなどの方法があります。

6: 色味・木目のばらつき

無垢床は、木目や色味が一つ一つ異なるため、全体で見たときに、色ムラや木目のばらつきが目立つことがあります。
色ムラや木目のばらつきを抑えたい場合は、事前にサンプルを確認したり、施工会社に相談したりすることが大切です。

□まとめ

無垢床は、自然素材ならではの温かみや心地よさを感じられる一方、価格が高く、傷や汚れ、乾燥による隙間、木割れ、床鳴りなどのデメリットもあります。
無垢床を採用する際は、メリットとデメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや予算に合わせて、慎重に検討することが大切です。

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